9月5日水曜日、名古屋地裁に係属している名古屋市バス運転士過労自殺損害賠償事件の期日に参加してきました。
以前にもお伝えしたように、この事件は、焼身自殺した運転士のご両親が原告となり、ご子息の死は名古屋市交通局によるパワーハラスメントや働かせ方が原因であったとして、労災認定された前訴をふまえ、名古屋市に対して損害賠償を請求しているものです。
今回の期日では、原告側から準備書面を提出し、法廷でも意見陳述を行いました。
いよいよ争点も煮詰まってきているので、証人尋問なども間近ではないかと考えています。
関心ある方は、この事件をずっと追ってくださっている毎日放送の記者さんが執筆された「焼身自殺の闇と真相: 市営バス運転手の公務災害認定の顛末」をぜひ!
弁護士法人・響
代表弁護士 ニシカワケンイチ
http://hibiki-law.or.jp