2021年4月5日月曜日

新年度にあたって

 2021年4月1日、当法人にも新卒事務局が6名入所してくれました。

いうまでもなくコロナ感染拡大の中で、彼らにとって激動の就活だったと思います。

そのなかでも当法人を選んできてくれて、この入所式を迎えられたことに感謝しています。

そして、それぞれ立派な決意表明をしてくれました。

こんないい人材を迎え入れることができてうれしい反面、彼らの仕事人生に責任を持たなければならないという当たり前のことに、改めて身が引き締まります。



また3月31日をもって、第二東京弁護士会副会長の一年間の任期が満了しました。

理事者として至らぬところも多くありましたが、それでも多岐にわたる貴重な経験をさせていただきました。

これも事務所メンバーや、2弁の関係者の方々に支えていただいたおかげです。

本当にありがとうございました。


引き続き、みなさまのお役に立てるよう努力してまいります。

よろしくお願いします。


弁護士法人・響
代表弁護士 ニシカワケンイチ
https://hibiki-law.or.jp/

2021年2月3日水曜日

法人名の由来

緊急事態宣言が延長となり、みなさんそれぞれに大変な状況で闘っておられると思います。
我々も、そういった社会の中でお役に立てるよう、引き続き努力してまいります。

ところで、時々、法人名である「響」という名前の由来についてお尋ねいただくことがあります。
私たちの名前に関心を持っていただけることはとてもありがたく思います。

「響」という名前は、私、西川が独立した際に事務所名を「響総合法律事務所」とさせていただいたのが最初でした。
独立するに際して、どんな名前の法律事務所にするかを考えました。
自分は弁護士ではあるが、クライアントに対して提供できるリーガルサービスは、自分一人ではどうしても限界がある。
しかし、税理士や司法書士、行政書士といった他の士業の先生、、さらには民間企業のみなさんと一緒に取り組めば、自分一人で行う以上のリーガルサービスを提供できると思いました。
そこで、そういったみなさんと共に、それぞれの強みを活かして響き合うようにして、クライアントのために最善を尽くす、それをあらわして「響」と名付けさせていただきました。
(さまざまな分野に取り組むことが可能になるという意味で、「総合」も加えました)

独立してから、既に7年半ほどが経ちました。
その間、クライアントのみなさんをはじめ、周りの方々に助けられてきました。
おかげさまで、法人化も実現し、独立当時よりもはるかに大きな規模の事務所にすることができました。
でも、独立当初の思いは、今も変わっていません。
弁護士の力だけではなく、スタッフやグループの他の士業、さらには他の民間企業のみなさんと共に響き会うように力を合わせて、クライアントのみなさん、そして社会のお役に立てるように、今後とも努力してまいります。

引き続き、よろしくお願いします。


弁護士法人・響
代表弁護士 ニシカワケンイチ

2020年12月21日月曜日

13年越しの「救済」

12月7日、勝訴判決をかち取ることができました。
名古屋市交通局の市バス運転手の方が、焼身自殺で亡くなられたため、名古屋市に対して損害賠償を請求していた事件で、ほぼ完全勝訴の形で請求が認められました。
そして、先日、名古屋市は上訴しないことを決定したので、この勝訴判決が確定することになりました。

NHK報道

この事件は、ご本人が亡くなられてから13年以上が経過していましたが、ようやく「救済」がなされることになります。
この間、公務上の災害に該当するかを争い、ようやく名古屋高裁で公務上の災害に当たることが認められました。
にもかかわらず、名古屋市が過失を認めないので、二度とこういったことを起こさないため、市の安全保障義務違反を認めさせるべく、損害賠償訴訟を提起していました。この損害賠償訴訟についての勝訴判決です。

ご本人が戻ってくることはありませんが、名古屋市は過ちを認めて謝罪しました。
ようやく司法的救済が実現します。
亡くなられた息子さんに代わって、長い長い時間を闘ってこられたご両親、支援のみなさん、そして弁護団と共に、この喜びを分かち合いたいと思います。
自分は、この事件に弁護士登録して1、2か月くらいの新人時代から、過労死事件の神様の一人である水野幹男先生と一緒に取り組んできました(その後、これも過労死事件のエキスパートの岩井羊一先生、当法人の澁谷望弁護士、当法人出身の伊藤美穂弁護士も加わります)。

登録当初から取り組んできた事件は、普天間基地爆音差止訴訟とこの事件だけなので、万感の思いでして、うまく表現できません。
でも、一つはっきりしているのは、この事件に取り組むことがなければ、いまの自分もなかったということです。
育てていただいた水野先生、岩井先生には、感謝しかありません。
支援のみなさんの真摯な取り組みや、MBSの奥田雅治さんのジャーナリストとしての信念と行動、すべてが弁護士としての血肉になりました。
なにより、一番大変なところで闘ってこられたご両親に敬意を表します。

この勝利により、二度と同じようなことが繰り返されないことを願い、その実現に向けて微力ながら尽力できればと思います。

※この事件に関する奥田雅治さんの著書
「焼身自殺の闇と真相: 市営バス運転手の公務災害認定の顛末」


弁護士法人・響
代表弁護士 ニシカワケンイチ